ライバル出現! [ルナルナ事件簿]
「あたたかいひは、おひるねするの☆」
ある晴れた秋の日の午後、ルナの地位を揺るがす事件(?)が起きました。
イトコのSくんは、犬が大好き。
我が家に遊びに来るたびに、ルナをかわいがってくれます。
首をしめてるわけではありません・・・(念のため)
「なでなでして~」
そんなSくんが、柴犬を飼うことになった、というので、
祖母と母を連れて、さっそく見に行くことにしました。
「はじめまちて」
かっ、かわいい・・・かわいすぎる・・・・
名前はこたろう(仮)、生後2か月。
黒目がちな目がチャームポイントの男の子。
まだ叔父が片手で抱っこできるくらいの、ちびっこなのです。
「ルナ以外の犬には触れないわぁ~」と言っていたはずの祖母も、
こたろうのかわいさにはメロメロ。
祖母が手を出すと、近づいて来て、ナデナデしてもらっていました。
「なでなでちて~」
今までの我が家で、かわいいもの、と言えば、
真っ先に浮かんでくるのがルナでした。
家族の愛情を独り占めしていたルナなのですが・・・
こたろうというライバルの出現により、その地位が脅かされていくのであった・・・
「アタシがいちばんだったのにぃ~」