ルナの初めての入院・手術 [ルナの病気について]
腹巻き姿が、すっかり板についてきた、今日この頃です☆
ルナのハカイダーぶりも健在です
「こわしちゃったの★」
そんなルナの日々のゴハンには、サプリメントが欠かせません。
ルナのサプリメント
普段は「愛犬活力源」、「パピードロップス」、「BPDsカルシウム」の3つだけなのですが、
手術後はしばらく軟便が続いたので「エンザイム」を加え、
さらに、体力回復にと、「アニマストラス」、「初乳100」を入れています。
今回は、ルナの入院、手術について書きたいと思います。(前回の続きです・・・)
翌日に入院、手術をすることになったルナ。
実は、病院で待っている間に、お尻から膿のような出血がありました。
その出血は、家に帰ってからもずっと続いていました。
病院で処方された抗生剤をルナにのませ、一旦はハウスの中に入ったのですが、
出血はおさまらず、ずっとお尻をなめていました。
ルナは不安だったのでしょうか・・・
ハウスの中でク~ンク~ンと悲しげに泣いていました。
私はルナをハウスから出したのですが、私のそばを離れようとはせず、
私が寝ている間も、一晩中ベッドの上で過ごしていました。
その間もずっと出血は続き、そのたびに起きてお尻をなめていました。
私はそんなルナの体をなでてあげることくらいしかできませんでした。
でも、なでなでしているうちに、ちょっと安心したのか、しばらくすると、
ルナは寝息をたてて眠りはじめました。
普段ルナはハウスの中で寝ているので、
こうやって一緒のベッドで寝ることは初めてのことでした。
私はずっとルナをなでていたので、ほとんど一睡もできませんでした。
翌日ベッドカバーは血だらけになっていましたが、
ある程度膿が排出されたからなのか、ルナは幾分元気になったみたいで、
朝ゴハンはしっかりと完食したのでした。
夕方、動物病院で2度めの検査をすると、やはり血小板は低い数値のまま・・・
しかも、お腹に乳腺腫瘍らしきしこりが発見されたのです。
結局手術は、輸血をした後で、行うことになり、さらに翌日に延期され、
子宮・卵巣の摘出と同時に、乳腺腫瘍の摘出も同時にすることになりました。
ルナはそのまま、入院することになりました。
ルナは入院はもちろん、お泊りなどもしたことはないし、
ルナが我が家に来てから、ルナのいない家で過ごすのは、初めてのことです。
私はルナのいないハウスを見るたびに、何とも言えず、さみしくなってしまい、
ずっと母にルナの話をしていました。
「ルナは今何してるかな~?」
「ルナはいい子で過ごしてるかな~?」
母も口を開くと、ルナの話ばかりだったので、母もさみしかったに違いありません。
翌日、仕事先で、ルナの輸血が終わり、これから手術をする、と連絡が入りました。
私はすぐにでも駆けつけてあげたかったのですが、
まだ仕事が残っていたので、信頼して、獣医さんにお任せすることにしました。
3時間くらい後、動物病院から電話がありました。
「無事に手術が終わって、先ほど麻酔から覚めました。
ルナちゃん、頑張りましたよ。」
その獣医さんの言葉を聞いて、私も母も、どんなにうれしかったことか・・・
動物病院に到着すると、ルナはケージの中で、すやすや眠っていました。
まだ輸血を受けていましたが、私に気づくと、ぐるぐるとケージの中をまわり出したのです。
「ルナ、まだ手術終わったばかりだから、そんなに動いちゃダメだよ!」
私が声をかけると、さらにぐるぐる・・・輸血のチューブが絡まりそうでした。
さっき手術が終わったばかりだというのに、その回復力と生命力のすごさに
私も母も、ただ驚くばかりでした。
「ルナ、もう少しの間、いい子にしてるんだよ~。」
帰りがけに私がそう言うと、ルナは上目づかいで私たちを見上げました。
その後の経過は順調で、ルナは手術の翌日に退院することができました。
抗生剤の服用の影響で、しばらく軟便が続いたものの、着々と元気になっていきました。
ちなみに乳腺腫瘍は良性のものだったそうです。
病気の早期発見につながったのは、ブリーダーさんの声掛けのお陰です。
適切な処置、手術をして下さった動物病院の先生方や、
入院中お世話になったスタッフの皆さんには感謝、感謝です。
そして、ルナのために献血をしてくれたワンちゃん達にも、ありがとうを言いたいです。